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研修・セミナー結果報告

2019年04月09日(火)

第52回日本臨床腎移植学会 DTCワークショップ

日 時:2019年2月13日(水)
場 所:ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター

 第52回日本臨床腎移植学会(会期:2019年2月13日~15日)の初日に「日本版TPMを考える 医療現場と院外組織との連携」のテーマでJATCO共催ワークショップを開催いたしました。参加は約50名でした。
 座長は、吉川美喜子医師(神戸大学大学院医学研究科 腎臓内科 腎・血液浄化センター)と竹田昭子長崎県コーディネーター(長崎県健康事業団)です。初めに吉川医師より「スペイン、アメリカ、韓国など臓器提供の割合が上昇しているが、日本においては進んでいない状況」と「TPMモデルやトレーニング方法の紹介」等のTPMについての解説が行われました。次に、高橋絹代富山県コーディネーター(富山県移植推進財団)から、「都道府県コーディネーターの地域整備」について発表があり、体制整備はドナーアクションプログラムの手法を用い実施し、院内コーディネーターと共にPDCAサイクルで管理することで仕組みが出来上がって来た状況を説明しました。水谷淳史医師(浜松医療センター)からは、「移植医療における脳神経外科医の役割」と題して、脳外科と救急合わせて6名の布陣で14件の心停止及び脳死の実績が報告され、ドナー候補を把握し、選択肢提示、法的脳死判定、提供のプロセスの管理、医療スタッフとの業務分担の5つの重要なポイントをについて発表がありました。福井英人医師(浦添総合病院)からは、「救急注中治療医と臓器提供」についての発表があり、TPMで学んだドナーディテクションを実践し、週1回カンファレンスの後にラウンドを行う具体的な方法を紹介されていました。これは顔の見えるチームという意味においても効果があり、提供実績も上がっているという報告でした。
 秋山政人新潟県コーディネーター(公益財団法人新潟県臓器移植推進財団)からは、「行政と臓器提供の関わり」です。医療計画として、臓器提供をどのように考えるかを図に示し、その重要性について発表されました。行政との協働は難しい部分ですが、その成功例は良好なコミュニケーションによる所と考えられました。
 今回のディスカッションは、レジリエンスエンジニアリング セイフティーⅡに倣い、成功例から学ぶを柱に進められました。病院の中で円滑に展開されていく臓器提供の過程、そこに至るまでの活動、院外との連携など、良い人間関係や良いコミュニケーションが基本にあること、また、そうした良好な関係を発展させていくためにも、仕組みが大切でありPDCAサイクルなどを活用する事が有益である事を確認しました。

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2019年2月20日(水)

第8回RTCセミナー(JATCO共催)

日 時:2019年2月15日(金)
場 所:ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター

 2019年2月13日〜15日に大阪において第52回日本臨床腎移植学会が開催されました。大会長の仲谷達也先生の御好意により、その学会の中で第8回RTC認定コーディネーターセミナーを行いました。テーマは、『夫婦間腎移植の諸問題』とし、北里大学の吉田一成先生と自治医科大学附属病院の認定レシピエント移植コーディネーター 横塚幸代先生に御講演いただき、水戸医療センターの湯沢賢治先生に司会の労をとっていただきました。約150名の方にご参加いただきました。吉田先生には、日本と世界の腎移植における夫婦間腎移植のデータ等をお示しいただき、横塚先生には御自身の経験から夫婦間腎移植の問題点について、それぞれお話いただきました。血縁ではない夫婦間だからこそ生じえる諸問題について改めて考える機会となり、また、その問題に気が付くこと、細やかに対応するということには、私たちレシピエント移植コーディネーターの力が必要であると感じました。

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2018年11月14日(水)

第17日本移植コーディネーター協議会(JATCO)総合研修会

日 時:2018年11月2日(金)〜4日(日)
場 所:東邦大学 看護学部

 平成30年11月2日(金)〜4日(日)に、東邦大学 看護学部(東京都)において第17回日本移植コーディネーター協議会(JATCO)総合研修会が開催されました。
 今年は、全国から84名(ドナーコーディネーターコース37名、レシピエントコーディネーターコース47名)の参加がありました。
 初日から2日目の午前にかけては、両コース共通で移植医療に関する総合的な知識、法律や倫理、面接技術などについての講義が行われ、2日目午後から3日目はそれぞれのコースに分かれ専門的な内容の講義が行われ、活発な意見交換も行われました。
 ランチョンシンポジウムでは、昨年に引き続き「臓器移植推進のためにできること」をテーマに、移植医師、臓器提供が可能な急性期病院の脳神経外科医師、移植をうけた患者さん、行政などから、それぞれの立場からの経験に基づいたお話をいただきました。講師の方の熱意とフロアーからの質問も多くあり、充実したシンポジウムでした。
 第17回目となった本研修会も皆様のご協力のお蔭で無事終わることができました。これからも本研修会を継続し、そして受講生のニーズにあわせた充実した内容の研修会を企画していきたいと考えております。
※アンケートの結果などは後日、本ホームページにてUPいたします。

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  • 第17日本移植コーディネーター協議会(JATCO)総合研修会

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2018年11月14日(水)

第1回ドナー移植コーディネーターワークショップ

日 時:2018年10月3日(水)
場 所:ホテルオークラ東京

 2018年10月3日から5日にかけ、ホテルオークラにて第54回日本移植学会学術集会が開催されました。今回、学会と共催で行った第1回ドナーコーディネーターワークショップは第2会場に於いて実施されました。参加者は100名を超え盛況に終えることができました。
 内容は、「日本版TPM早期介入が終末期医療を支える」というテーマで、吉川美喜子先生(神戸大学)に講義して頂いた後に、静岡県と長崎県の状況をお話いただきました。
 静岡県の取り組みでは、毎月開催される「院内コーディネーター協議会」を各施設の院内コーディネーター(院内Co)が主体となり運営し、県コーディネーター(県Co)と各施設の院内Coとが常に顔の見える関係を構築していることが報告されました。長崎県の取り組みでも、お互いに顔の見える関係であることが協調されておりました。また、臓器提供病院が受け取る費用配分から、臓器提供に関係した部署にインセンティブとして一部、配分される事も特徴であることが判りました。
 共通することは、院内医療者と院外のコーディネーターのコミュニケーションが良好であることや、不足を安心して補完しあえる関係であることでした。

アンケート

DTCワークショップ ※クリックで開きます。

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コメント

参加者からのコメント ※クリックで開きます。
  • TPMの策を、地域及びドナーへどう展開させるのかのディスカッションをしたかったです。
  • 院内COの実際の活動 大切にしている事がきけて良かった。
  • 1施設のみが提供件数が多く、院内COとしていろいろ悩みがありますが、県CO会議では解決できない事もあります。
  • どのようなシステムを構築しているか、臓器提供に限らず患者の看取り方など終末期としての内容も知りたい。
  • 提供に至らなかった事例の詳細やドナー家族の葛藤及び対応の具体例について知りたいです。
  • 抄録がないのが残念。
  • JOTNW以外の県COや、院内COの働き、考えを聞く機会があり、勉強になった。すべての都道府県で、このようなシステムが構築される事を望みたい。
  • 終末期ディテクションという言葉が多い。
  • 静岡で救急認定者が院内COをすることでポジションが明確になり活動できる事がうらやましいです。
  • ほとんどの施設は業務の1/3活動する時間が保障されてないため活動しずらいです。
  • 長崎大病院ではディテクションがなされておりすばらしいとも思いました。ただ、組織提供患者や腎臓提供の機会をのがしていないかと思いました。
  • 新しく知った事、視野が広がった事を持ちかえって活かしたい。
  • 発表者にアイバンクの関係者を入れても良いかと思った。
  • ディテクションの広い意味を知れて良かった。
  • 準備・運営された方々、おつかれ様でした。勉強させて頂きました。
  • 内容はよかったですが、テーマと内容にずれがある気がしました。

ご参加及びアンケートにご協力ありがとうございました。
ご意見を基に、さらに良い企画を提供できるように検討を重ねていきます。
今後とも、皆さんの参加とご意見をお待ちしております。

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2018年11月14日(水)

第28回JATCO定期総会(平成30年度)

日 時:2018年10月3日(水)
場 所:ホテルオークラ東京

 2018年10月3日にホテルオークラ東京 第4会場に於いて、第28回JATCO定期総会が行われました。出席者は18名(委任状出席81名)で、会員総数256名の5分の1以上の出席となり、会が成立いたしました。
 総会は、関真奈美氏が議長に選出され、議案に沿って報告・審議されました(資料)。すべての議案に対し意義なく承認されました。なお、本定期総会は、第54回日本移植学会総会会期中に行われました。総会会長 田邉 一成氏(東京女子医科大学 泌尿器科 教授)ならびに学会スタッフの皆様に感謝申し上げます。

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2018年11月14日(水)

第6回レシピエント移植コーディネーターアドバンスコース研修

日 時:2018年10月3日(水)
場 所:ホテルオークラ東京

 第54回日本移植学会総会において、レシピエント移植コーディネーターアドバンスコースを開催いたしました。
 今回のセミナーは、長谷川友紀(東邦大学医学部社会医学講座医療政策・経営科学分野)先生を講師にお迎えし、「移植の倫理について」をテーマに研修を行いました。難しいテーマを明快に分かりやすく、また具体例をたくさん挙げていただき、あっというまに90分の講義は終了いたしました。日ごろ、様々な倫理問題に悩みながら業務にあたっているレシピエント移植コーディネーター(移植Co)にとっては大変有意義なセミナーでした。患者や生体ドナーに関わるうえで、レシピエント移植Coにとって何が必要な視点なのか、何が求められているコーディネーションなのかを改めて考える機会となりました。
当日は120名のご参加をいただき盛大な会となりました。ありがとうございました。

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2018年5月10日(木)

第51回日本臨床腎移植学会 ドナー移植コーディネーター部門ワークショップ

日 時:2018年2月14日(水)
場 所:神戸ファッションマート

 平成30年2月14日(水曜日)に「これからの日本に求められるドナーコーディネーター」のテーマに5名のパネリストによる発表をいただいた。聖隷浜松病院、林美恵子氏からは1年に3例の脳死下臓器提供がされた経験から病院のマネージメントについて話された。家族ケアは希望を聞き、心のゆらぎに寄り添い、身体を気遣いがされていた。また、スタッフのケアも必要であり、臨床心理士などの協力も得ている事が話された。知識、経験の継続はOJTを通じてなされていた。岩田福岡県COからは、絶対的なドナーコーディネーター不足の問題や提供の実態を図に示し、今後、増加する臓器提供に対応するためには、IT化など仕組みの改革が必要である事も大切であることが示された。JOTNW林昇甫あっせん事業部長より、仕組みとして不十分な点が示され、JOTの意思決定プロセスを整理し、家族対応についても力点を入れ、原点に戻り今後も検討していくと、勢力的に改善に向けて取り組みがされている模様が示された。樋口喜英医師より移植医の立場から、顔の見える関係が必要である。JOTと地域は補完し合っている兵庫県の実情も説明された。荒木尚医師より救急医の立場からCO教育は重要である一方、教育がセンスを殺さないようにとメッセージが伝えられた。座長は聖隷浜松病院渥美医師とJATCO副会長高橋が務めた。

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2018年5月2日(水)

第7回RTC教育セミナー(JATCO共催)

日 時:2018年2月16日(金)
場 所:神戸ファッションマート

 2018年2月14日〜16日に神戸において第51回日本臨床腎移植学会が開催され、大会長の西先生の御好意により、その学会の中で第7回RTC認定コーディネーターセミナーを行いました。テーマは、『腎移植患者の災害医療とRTCの役割〜東日本大震災の経験をもとに〜』とし、JCHO仙台病院の天田憲利先生に御講演いただき、東邦大学の相川厚先生に司会の労をとっていただきました。天田先生には、実際に東日本大震災のときの透析患者さん、移植患者さんへの対応や病院の対応などを細かくお話いただきました。自然災害の脅威を改めて実感するとともに、実際に各施設における対応や患者指導について、考える機会となりました。

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